なぜか生きづらいあなたへ。「心の癖」に気づくだけで、人生はもっと優しくなれる

「なくて七癖(ななくせ)」。
昔からある言葉ですよね。

初めて聞いたときは、
「へぇ〜、人には七つ癖があるんだ」
くらいの軽い受け止め方でした。

まさかこの言葉が、
のちのち
“心のモヤモヤの仕組み”に
関わってくるとは、
その頃の私は
まったく想像してなかったんですね。

そもそも、
当時の私は「思い癖」とか
「観念」なんて言葉を知らなかったので、
“心の癖”と言われても
全然ピンとこなかったんです。

「階段は左足から上がる」くらいの、
物理的な癖の事だと思っていたわけです。

 

目次

大人になると気づく。
“人はそれぞれ自分のメガネで世界を見ている”

社会に出て、
いろんな年代・個性の人と関わるようになって、
気づいたことがあります。

人って、本当にそれぞれ
“自分だけのメガネ”
で世界を見ているんだなぁって。

このメガネ、ちょっと曲者なんです。

色付きメガネを“外したらよく見える”のに、
自分では外しているつもりが全くない。

しかもレンズが曇っていたり、
偏光していたりする。

なのに「これが正しい世界だ!」
と思い込んでいるんですよね。

人が自分の観念という色付きメガネで世界を見ている様子を表すイラスト
私達は自分の「観念」という世界から外の世界をみています。

 気づけば「悪いところ探し名人」に…


40歳をすぎたくらいになると、
人生経験も増えて、
感性も成熟してきますよね。

その分、見える範囲も広くなる。

でもその一方で
“不思議なくらい、
悪いところばかりに目がいく日”ってありませんか?

・なんであんな言い方するんだろう
・なんで気が利かないんだろう
・なんで、なんで、なんで…

そして帰宅してからも、
頭の中でずっとリピート再生。

夕飯を作りながらも、
お風呂に入りながらも、
怒りがなかなか消えない。

これ、私も昔はよくやっていました。

そして気づいたんです。

悪いところに目が向くときは、
自分にも厳しすぎるとき、って。

心の奥で、
自分をチクチク責める声が鳴り響いていて、
その緊張が他人にまで向かってしまう。

これはもう、
“七癖”ではなく“無限ループ癖”
と言ってもいいくらい💦

そうなると、
ある意味、
心の地獄状態でシンドイですよね。

他人の欠点ばかり見えてしまう心理状態を説明するためのイメージ写真

良いところに目が向く時は、
世界がふわっと明るくなる


逆に、良いところに
自然と気づける時もあります。

「あの人なりにがんばってくれてるんだな」
「言い方は少しキツいけど、根は悪い人じゃないよね」
「今日はみんな疲れてるのかも」

すると、自分の心の中にも
ふわっと柔らかい風が吹く。

まるで自分の世界全体にソフトフィルターがかかったような感覚です。

同じ人、同じ出来事なのに、
見え方がまったく違う。

この変化って、本当に不思議です。

ですが、
この状態は自分にもお相手にも優しくできます。

心が柔らかくなり世界が明るく見える瞬間を表現した優しい光の写真

世界は変わらない。
でも“見方の癖”で景色が変わる


これって、スマホのカメラ設定と同じで。

・彩度を上げれば華やかに
・コントラストを強くすれば険しく
・逆光補正をすればやわらかく

同じ景色でも、
設定ひとつでガラッと印象が変わる。

私たちの心の世界も、
まさにこれと同じ。

どこを見るか?
どう受け取るか?

それだけで、
目の前の世界は驚くほど変わります。

画像

癖は“悪者”じゃない。
気づけば、あなたの味方になる


癖という言葉に
「直さなくちゃ」という
イメージを持つかもしれませんが、
実はそうでもないと思うのです。

癖は、
これまであなたが生きてきた中で
身につけた“心の自動運転装置”みたいなもの。

昔は、それがあなたを守ってくれていた
時期もあったはずです。

例えば幼い頃に親から
「ちゃんとしなさい」と言われ続けたら、
「ちゃんと」をすることで周りから
愛情をもらえるメリットがある。

ところが、大人になって社会に出たときに
「ちゃんとしない人」を見ると、
猛烈に怒りが湧いてくる心のクセが
できていることもあります。

ただ、今、大人になったあなたには、
その古い守り方は
もう合わなくなっているのかもしれません。

まるで、昔はぴったりだったけど、
今は少し指が痛くなる
“お気に入りの指輪”のようなものなんですよね。

気づけばサイズ直しをしたり、
外して休めたりできる。

でも、気づかないままだと、
ずっと指が締め付けられて、
違和感や痛みが続いてしまう。

心の癖って、そういう存在です。

今日、誰かの嫌なところが目についたら…


こんなときにおすすめの“ひとこと”があります。

「あ、今、私の“心の癖メガネ”が出てるな」

こんなふうに、
ただ気づくだけで良いと思うんです。

たったひと言で、
心にすこし余白が生まれます。

曇ったメガネをふっと指で拭いたような感じ。

それを続けていたら
「あれ?前ほど腹が立たないな」
そんな瞬間が自然に訪れます。

でも、自分の「背中」は見えにくいから


ただ、ここで一つだけ難しいことがあります。

それは・・・
「自分の癖は、自分では一番見えにくい」
ということです。

他人の癖(貧乏ゆすりや、口癖など)は
すぐに気づくのに、
自分の癖には無自覚だったりしませんか?

それは、
その行動や思考があまりにも自然で、
自分にとっては空気のように当たり前になっているから。

自分の目が、
自分の顔を直接見られないのと同じです。

だからこそ、
安全な場所で、
客観的に自分を映し出してくれる
「鏡」のような存在が必要なんです。

一人で抱え込まず、
セラピーという鏡を使って、
今のあなたに合わなくなった
「古い指輪」を一緒に見つけてみませんか?

昔の心の癖を象徴する指輪の比喩を説明するためのイメージ画像

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プロフィール
一色 順子(いしき じゅんこ)
Certified Hakomi Therapist
(CHT:ハコミ研究所 認定ハコミセラピスト)
ハコミセラピー(身体心理療法)を
2015年から2年間(360時間)学ぶ。
米国のトレーナーからスーパービジョンを受けながら、
日々セラピーの向上を目指しています。
🍀ハコミセラピーは、40年以上世界各国で行われており、
臨床的に効果的なセラピーができる
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