不妊治療が苦しいあなたへ
不妊治療中のあの頃、
いちばん怖かったのは
「お母さんになれる自信がない」
という気持ちでした。
愛情を知らずに育った私にとって、
子どもを持つという“未知の世界”は、
大きな不安だったのです。
もし、あなたが今、同じように悩んでいるなら、
どうか一人で抱え込まないでください。
過去の傷を力に変えて、
治療を前向きに進められる方法があるんです。

「頭の声」に気づくということ
わたしたちは、日々、
頭の中の声(ネガティブな思考パターン) に
いつの間にか翻弄されていることがあります。
「こうしなきゃ」
「わたしはダメだ」
「嫌われたらどうしよう」……。
そんな思考を現実だと信じ込み、
苦しみの中にとどまってしまうこと、ありますよね。
でもそれは“頭の声”であって、
あなたの本心(魂の声)ではありません。
心理セラピーでは、
そんな“頭の声の奴隷”になっている自分に気づき、
ほんとうの心の声——
“魂の声”を取り戻していくことができます。
わたしの不妊治療体験
39歳から5年間、不妊治療を受けていました。
けれど今思えば、
あの頃のわたしは「母親になること」
そのものが怖かったのです。
なぜなら、
アダルトチルドレンとして育ったわたしには、
「愛される」
「愛する」
という感覚の土台がとても薄かったから。
アダルトチルドレンとは、子どもの頃に、
親との関係で辛い経験をしたことが原因で、
大人になっても生きづらさを感じている人のことを指します。
たとえば、親が厳しすぎたり、逆に無関心だったり、
ケンカが絶えなかったりする家庭で育った人は、
アダルトチルドレンになりやすいと言われています。
この土台が薄いために
無意識では
母親になることに対して
抵抗が起きてたんです。
でも、そんな過去の経験は、
今では私の本当の魂の声に気づかせてくれました。
もし、あなたが過去の経験から苦しんでいたとしたら・・・
決してあなたを不幸にするものではありません。
乗り越えることで、あなたはもっと強く、優しくなれるんです。
「母親になるのが怖い」という気持ち
不妊治療中、
私がいちばん怖かったのは
——身体の痛みや注射よりも、
「母になること」
そのものでした。
「本当は母親になるのが怖いなんて、そんな自分はダメだ」
と思って、その考えに対してずっと
自己否定と自分責めを繰り返していたんです。
愛情のやり取りを知らないまま
大人になったわたしには、
“母親”という役割はまるで未知の世界。
その未知が、底知れない恐怖として胸の奥にありました。
でも、もしあなたが
私と同じような気持ちがあるのなら・・・
そんな自分を責めないでください。
母親になるのが怖いと感じるのは、
実は決してあなただけではありません。

当時の私の中には、
こんな思いがありました。
「欠けている私(完璧じゃない)を、ちゃんとした形にしなきゃ」
「“普通の幸せ”を手に入れれば、もう心は痛くないはず」
必死で“幸せな家族”を持つことで、
世間に「私は幸せです」と証明したかったのです。
それは、幼い頃に感じた
「私は普通じゃない」
「愛されない」
という痛みを覆い隠すための“鎧”のようなものでした。
外側は「子供が欲しいから不妊治療」だけど、
内側は「怖い。お母さんになって良いのかな?」
という狭間で、罪悪感にずっと苛まされた日々。
でも、幼少期の体験から
そんなふうに自分が思うことは自然なことだったんです。
だから、そんなふうに思う自分を許してあげることで
心は柔らかくなります。
想像できないことは、怖いもの
多くの人にとって、
結婚して子どもを持つのは自然な流れかもしれません。
でも、愛着に傷を抱えた人にとってはそうではありません。
愛着の傷とは、幼少期の養育者との関係において、
安心感や信頼感が十分に得られなかった
結果として生じる心の傷を指します。
「良い母親になれる気がしない」
「子どもを傷つけてしまうかもしれない」
——そんな風に、自分が母になる姿を“想像できない”のです。
人は、想像できないことを本能的に怖れる生き物。
それは自然な反応なんです。
だから、自分を責めないでいいんです。
あの時心理セラピーを受けていたら・・・。
今なら、はっきりわかります。
あの頃、心理セラピーを受けていたら
——きっと違っていた。
セラピーを受けることで、
「怖い」
「不安」
と感じる心の奥にある
インナーチャイルド(小さな子ども)の存在に気づき、
その子を守ってきた自分の優しさにも触れられたと思うのです。
ハコミセラピーで起きた、やさしい変化
ハコミセラピーは、マインドフルネスという心の状態を活用した心理療法です。
セラピストは、あなたの感情や身体の感覚に注意を向けながら、
過去の経験から生まれた心の傷を癒していきます。
ハコミセラピーでは、言葉だけでなく、
身体感覚やイメージを使ったワークなども行います。
ハコミセラピーを続けていくうちに、
あなたの中の本当の声に気づき、
少しずつこんな変化が起こります。
- 本当は「怖い」と感じることを許し、自分を責めなくなる
- 自分の中のインナーチャイルド(小さな子ども)に優しくなれる
- 本当は人に頼りたかった、助けを求めたかった声に気づき、それができるようになる
- 「こうでなきゃ」という思い込みを手放し、自分のペースで生きられるようになる
どれも小さな変化ですが、
その積み重ねが“生きやすさ”につながっていきます。
不妊治療中だったエミコさんの話
たとえば、ある不妊治療中のエミコさんは
母親になる事に漠然とした不安を持っていました。
セラピーの中で、
幼い頃に母親から厳しく育てられた経験を語ってくれました。
母親の期待に応えられなかったという罪悪感が、
大人になった今も彼女を苦しめていたのです。
セラピーを通して、エミコさんは過去の自分を癒し、
母親との関係を見つめ直すことができました。
その結果、母親になることへの不安が和らぎ、
治療を前向きに受けられるようになったのです。
ちなみにホルモンバランスが良くなったそう。
不妊治療という「未来への希望」を生きるあなたへ
今、私が思うのはこうです。
不妊治療という、
未来への希望を抱きながら生きているとき、
心がいっぱいいっぱいになるのは当然のことです。
それをひとりで抱え込むのは、本当に苦しい。
だからこそ、
ハコミセラピーという「安心して話せる場所」を知ってほしい。
ハコミセラピーでは、
ただ話すだけでなく、
感情を感じている“あなたの反応”そのものを
優しく見つめていきます。
そこで
「母親になることへの怖さ」や
「誰にも言えない不安」を
少しずつ癒していけるのです。
穏やかな気持ちを養いながら、
不妊治療を続けていく。
それだけで、心も身体も、ぐっとラクになります。

苦しみを「当たり前」にしないで
今日は、不妊治療のときの苦しみを書きましたが、
それ以外でも苦しみを
「当たり前」にしないでほしいのです。
苦しみを「当たり前」にしてしまうと、
いつのまにか、それが自分の一部になってしまうから。
まるで肩が痛いのが、
最初は違和感があっても
肩が痛いのが自分の普通になっていくように・・・。
でも本当は
——苦しいのが当たり前じゃない世界があります。
そこへ戻る道が、ちゃんとあるんです。
もし今、不安や悲しみを抱えているなら、
どうか一人で我慢しないでください。
それは弱さではなく、
“助けを求めていい”というサインです。
セラピーを受けることは、
甘えではありません。
それは、自分を大切にするということなんです。
おわりに
不妊治療は、心身ともに負担のかかる道のりです。
過去の傷を抱えながら、
未来への希望を追い求めるあなたなら、
きっと乗り越えられると信じています。
あなたは決して一人ではありません。
もしあなたが、今、不安や苦しみを抱えているのなら、
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プロフィール一色 順子(いしき じゅんこ)
ハコミセラピー(身体心理療法)を2015年から2年間(360時間)学ぶ。Certified Hakomi Therapist (CHT:ハコミ研究所 認定ハコミセラピスト)米国のトレーナーからスーパービジョンを受けながら、日々セラピーの向上を目指しています。※ハコミセラピーは、40年以上世界各国で行われており、臨床的に効果的なセラピーができるセラピストの養成プログラムとして、国際的に認められています。
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