鬼は外~福は内~「鬼」を抱きしめる…負の感情と身体の知恵

鬼は外~
福は内~

2月3日の節分。

2026年の恵方
愛知県は「笠寺観音」です。

私は28日に不動明王の縁日、
そして護摩焚きの厳かな空気のなかで
お参りしてきました。

節分といえば「鬼は外、福は内」。

仏教では、鬼は「煩悩」の象徴だと言われています。

欲、嫉妬、怒り、執着、恐れ――
心の中に湧き上がる、
できれば見たくない感情たち。

目次

カウンセラーだって悩みはある


私たちはつい自分に厳しくなってしまいがちです。

「いつも穏やかでいなきゃ」

「ネガティブな感情を持ってしまう自分は、まだ未熟なんじゃないか」

そんな風に、
自分の中の「鬼」を無理やり外へ追い出そうとしたり、
コントロールしようと奮闘してはいませんか?

だけど、その感情たちにも、
そうなった「理由」があるのです。

ハコミセラピーの「非暴力(無理に変えようとしない)」
という視点に立つと、ひとつの疑問が湧いてきます。

ハコミセラピーについてはコチラから→☆

『鬼滅の刃』が教えてくれる「鬼」の正体

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鬼はただの「悪」?


アニメ『鬼滅の刃』に出てくる鬼たちは、
最初から悪として生まれたわけではありません。

https://kimetsu.com


もともとは、私たちと同じ人間でした。

しかも、多くは「弱い立場」で傷ついてきた人たちです。

家族を失い、
愛されず、
裏切られ、
守ってもらえなかった。

心が耐えきれないほど壊れたとき、
それでも「生き延びるため」に、
彼らは鬼になる道を選びました。

つまり鬼とは、
「壊れた心を抱えたまま、
必死に生き延びようとした生存戦略の姿」

とも言えるのではないでしょうか。

「愛」という根源的なニーズ
…鬼の塁の場合

発達段階の視点で見ると、
幼少期は「この世界は安全な場所か?」を
確認する大切な時期です。

🧠 エリクソンの発達段階理論

心理学者エリクソンが提唱した発達段階理論は、
人生を8つの段階に分け、
それぞれの時期に直面する心理社会的課題と、
それを乗り越えることで得られる力を示しています。

特に乳幼児(0歳~5歳)の時期は、
人との信頼関係を築く大切な時期です。

乳児期 (0~1歳半) 親との安定した関係を通じて、世界への信頼感を育む時期です。
●幼児前期 (1歳~3歳) 自分でできることが増え、自律性を身につけていきます。
●幼児後期 (4歳~5歳) 自分で考え、行動する「自発性」が生まれてくる時期です。集団生活の中で社会性を学び始めます。

親とのスキンシップや情緒的な絆(愛着)を通じて、
私たちは「自分は大切にされる存在なんだ」
という安心感の土台を築きます。

『鬼滅の刃』の禰豆子は、
鬼になっても自我を保てました。

それは、ベースに家族の愛という
揺るぎない安心感があったからです。

一方で、15話の「那田蜘蛛山」の鬼・累は、
根底に「どうせ裏切られる」
という絶望を抱えていました。

鬼の「累(るい)」の家族


累の家族は愛や信頼ではなく、
悲しい過去と深い心の傷から
恐怖で作り上げた
「偽りの家族」でした。

「家族の絆」というものに
異常なほど執着するようになった累は、
自分の血を分け与えた
他の鬼たちを力で従わせ、
容姿も自分に似せさせ、
恐怖で縛り付けることで
偽りの家族を作り上げたのです。

しかし、その心の奥底では、
彼自身がその家族が
偽りであることを
誰よりも知っていて、
無意識で毎日両親を
恋しく思っていたのです。

炭治郎との戦いの中で、
累は自身の過去と向き合い、
消滅の際に本当の両親との
温かい再会を果たし
(思い込みから両親は
裏切り者だと思っていた。)
ようやく本当の「家族の絆」
を感じることができたんです。

炭治郎と累。

二人の違いは、たったひとつ。

どちらも孤独や自責を
抱えていましたが、

炭治郎は自分の痛みを
誰かに背負わせませんでした。

ですが累は自分の痛みを
他人に背負わせることでしか、
自分を保てなかったのかもしれません。

累が本当に欲しかったのは、
力でも支配でもなく、
ただ「家族との本当の絆」でした。

けれど、その「欲し方」が分からなかった。

鬼になることでしか、
自分の存在を

証明できなかったのです。

鬼を追い出す前に
「マインドフル」に触れる

このブログ記事をお読みいただくあなたは
とても優しく、
共感力が高い方が多いです。

だからこそ、
自分の中に「怒り」や「嫉妬」を見つけると、
それを「あってはならないもの」として、
マインドフルネスとは逆の「抑圧」へと
向かってしまうことがあります。

マインドフルネスとは、「今この瞬間」の感情や状況などを受け入れ、過去や未来にとらわれない姿勢を持つこと、ありのままの自分の思考を観察することです」詳細はコチラから→★

でも、その感情は追い出すべき敵ではなく、
「かつて理解されなかった心の奥底にある叫び」です。

そして、その叫びは
必ず「身体」が先にキャッチしています。

  • 胸がムカムカする
  • 頭がズキズキ、締め付けられる
  • 胃がキリキリと痛む
  • 肩が岩のように重い

これらは、あなたの内なる鬼(傷ついた部分)が
送っているメッセージです。

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身体が発する微かなサインに耳を澄ます。ジャッジせず、ただそこに『ある』ことを認めることから癒やしは始まります。


ハコミセラピーでは、
こうした身体の感覚に
マインドフル(静かな観察)の状態で意識を向けます。

「あぁ、今、胸がギュッとしているな」
「お腹のあたりに、冷たい塊があるな」

そうやって、ジャッジせずにただ寄り添うこと。

それが「非暴力」の癒やしの一歩です。

鬼を癒やすプロセスが、
あなたの「深み」になるはずです。

節分の節目を迎えて・・・
鬼と向き合う時間


鬼を外に投げる前に、
その鬼の話を、
少しだけ聞いてみませんか。

「何がそんなに苦しかったの?」
「本当は、何が欲しかったの?」

鬼を消そうとするのではなく、
鬼にならざるを得なかった理由に
耳を澄ませる。

身体の感覚を通じて、
その痛みを一緒に感じてあげる。

感情をそのまま感じても良いのに
私達はどれだけそれを長い間、
ジャッジして感じないようにやってこなかったことか!!

自分の中の鬼(ネガティブな感情)は
「暴れる敵」ではなく、
守るべき「小さな自分」に変わります。

自分自身のネガティブな感情や身体の痛みを、
マインドフルに受け入れ、
癒やしていきませんか?

このプロセス、
必ず誰かの深い痛みに寄り添うときの、
人間力となり「強み」になるはず!

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自分の痛みを抱きしめた経験は、いつか誰かの暗闇を照らす、あなただけの『人間力』という光に変わるはずです。

「鬼は外!」って言えたら楽だけど、
本当は、鬼の話をちゃんと聞いてあげたい。

そんな風に思う方へ。

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国際ハコミ認定セラピスト

プロフィール
一色 順子(いしき じゅんこ)
Certified Hakomi Therapist
(CHT:ハコミ研究所 認定ハコミセラピスト)
ハコミセラピー(身体心理療法)を
2015年から2年間(360時間)学ぶ。
米国のトレーナーからスーパービジョンを受けながら、
日々セラピーの向上を目指しています。
🍀ハコミセラピーは、40年以上世界各国で行われており、
臨床的に効果的なセラピーができる
セラピストの養成プログラムとして、
国際的に認められています。

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