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真実の気持ちに「感謝」フタはシンドイよ~!→☆
から、「感謝」がよく分からないって話し。

「感謝」は、心にフタをする為にあるのではないし
ただの美しい言葉でもない。
言葉では上手く表せないけども
こみあげてくるような
嬉しいような
しみじみするような
そんな感覚が起きたとき。
そして「感謝」は、巡り巡って自分を幸せにするものなんだ。
だから、ちゃんと伝えることがコツなんだよ。

「感謝」は案外近くに沢山溢れている。
今日はあたたかくて気持ちイイ。「おひさま、ありがとう。」
カフェのレジで店員さんが笑顔をくれた。なんかホッコリ。「ありがとう。」
友達がランチに誘ってくれた。嬉しい。「誘ってくれてありがとう。」
「ありがとう」って、小さな、なにげないことで全然OKなんだ。
そんな小さなことで!?って、無視しないでほしい。
むしろ、その方が「ありがとう」が
たくさん溢れていて、
たくさん感謝ができるというお得感があるんだ。
先ずは身近な「ありがとう」に気づいていこうよ。

自分に言ってあげることも素敵なんだ。
昨日、私は自分のお昼ごはんにかき揚げうどんを作って食べたの。
とっても美味しくって、満足した。
かき揚げって手間かかるでしょ。
野菜を切って、小麦粉つけて、油でちゃんと揚げたんだ。
おかげでお昼ご飯がすっごく美味しくって幸せ気分になった。
ちょっと頑張ったわたし、ありがとう。って、自分に感謝しながら食べた。
すると不思議なんだけど幸せ度が増しましになるんだ。

過去の自分にも「ありがとう」って、感謝を送ろうよ。
えっ?こんな私、感謝する価値が無い?
違うよ。
そんなふうに思うのは過去の苦しい体験から思い込みを持ったから。
でもね、そう思わないと生きてこれなかったんだ。
だって、親から散々否定されたり、無視されたら
「価値が無い」って思わないと
やってられないし
また、否定されたりしたら、また心が傷つくでしょ。
だから「価値が無い」って思うことで
心がこれ以上傷つかないように
自分を守って
何とかやってこれた思い込みなんだ。
だから過去の自分を否定するのは違う。
あなたのなかにあるものはひとっっも悪いものはないんだよ。
それよりも過去の自分に
そこまで心が傷つきながらよく頑張って生きてきたね。
おかげさまで今の私がいるんだよ。「ありがとう。」
って、自分に感謝をおくろうよ。
でなきゃ、悲しすぎるよ。

私もね、過去に感謝するよ。
中学生のとき、友達がいじめられてるのをみかねて
かばったら今度は私がいじめられた。
すごく辛かったね。
でも、歯を食いしばって学校行ったね。
よく引きこもりにならずに、卒業してくれたね。
「ありがとう」
10年前、毎月、ハコミセラピーの勉強をする為に
名古屋から大阪や福岡に通った。
ヒトが超苦手で、勉強どころか、人の顔色ばっかり気になって
メッチャしんどくってビービー泣きながら
それでもハコミセラピスト目指して頑張った自分、
「ありがとう。」
おかげで今、誰かをお手伝いできるスキルを身につけられた。
「ありがとう。」
こんなふうに過去の自分に対して感謝を伝えること、できるんだよ。

今のあなたがあるのは過去のあなたがいるから。
どんなにあなたが自分を否定したとしても
あなたがあなたにとって
その時できる最善のやり方で生き延びてきたんだ。
後悔してること、恥ずかしい体験、あるかもしれない。
何かあったとしても
その過去はあなたがあなたで居るために必要だった。
あなたの中の影の部分だけに目を向けないで。
ぜったいに光の部分があるはずだから。
影は光がないとできないし、
光りは影があるから光って分かるんだよ。
両方、あなたの大切なもの。

過去の自分にも「ありがとう」を贈ろうぜ!
自分の人生、幸せに生きたもん勝ちだよ!


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