人間関係がうまくいかない原因は自分にあった?鏡の法則が教えてくれる心の気づき

目次

人間関係がうまくいかないとき

「人間関係がうまくいかない…」


仕事、子育て、友人関係――。
誰しもが、毎日の暮らしの中で
人間関係の悩みにぶつかることがあります。

私自身、うまくいかないとき
「どうして分かってくれないの?」
「なんで私ばかりがこんな目に遭うの?」

ため息が白く曇る窓ガラスに吸い込まれていくように、
私はいつも周囲や環境に不満ばかりをぶつけていました。

だけど、あるとき気づいんたんです。

問題は、いつも「相手」にあるとは限らない。
むしろ「自分」の中にあるのかもしれない。

今日は、そのことに気づくまでの物語を
私を含めた三人の体験を織り交ぜながら記事にしました。

もし今、あなたが心の苦しみに立ち止まっているなら、
この物語が小さなヒントになると嬉しいです。✨✨

人間関係の悩み、3つの体験談から見えてきた「本当の原因」

カウンセラーFさんの悩み―息子と相談者、映し出された心の鏡


福祉の現場で働くカウンセラーFさんは、
とても優しく熱心な方です。
でも最近、心の底から悩んでいました。

ひとつは息子さんのこと。


ある日、息子さんが『先生なんか嫌い』と言ったそう。
Fさんは一瞬、
自分の人格を否定されたかのように感じました。

「先生の悪口を言うなんて…どうしてそんなことを?」
思わず責める言葉が口をついて出てしまう。
息子さんは俯き、それを見て胸がズシンと重くなったそうです。

もうひとつは職場でのこと。
カウンセリング中に相談者が眠ってしまい、
注意すると睨まれたそう。

「私のカウンセリングは意味がないの?良くなってほしいと思って頑張っているのに…」
と、深く傷つくと同時に、やりきれなさから、怒りになったそうです。

一見すると、原因は「息子さん」や「相談者さん」という外側にあるように見えます。

だけど、Fさんの課題は、違うところにあったんです。

それは「鏡の法則」という考え方からみていきますね。

鏡の法則 とは?人間関係の悩みを映し出す心の鏡の仕組み


「起きることはすべて必然」
「相手は自分の鏡」

そんな言葉を聞いたことがあるでしょうか?

鏡の法則といって人間関係は自分を反映する鏡のようなものと言われています。
例えば、マイペースな人をみるとなぜかイライラするのは、
自分の無意識にある感情が反応となって引き起こされています。

画像
「鏡の法則」の図解

Fさんは「鏡の法則」を耳にはしたことがあったけれど、
到底受け入れられませんでした。

「私に問題があるんじゃなくて、相手に問題がある!」

・・・・・そうですよね。

自分に問題があるなんて、なかなか受け入れられないですよね。

かつての私もそうでした。

あきらかに相手に非があるのに、課題が私にあるって
何が鏡だ----って!
怒り心頭でした。

だけど、ちょっと待ってくださいね。
続きを読んでみてください。


「自分が正しい」という呪縛

問題が起きたとき、私達はついつい
「相手が悪い」と思うことがあります。



それは「自分が正しい」という強い思い込みに
囚われているからかもしれません。

「自分が正しい」という立場に居続ける限り、
実は心は不自由な状態なんです。


Fさんの場合、問題が「息子さん」や「相談者さん」という
「外」にあるように見えますが、ある「課題」が浮上してきます。

息子さん→先生の悪口を言う
👇
Fさん

人の悪口を言う子は悪い子。良い子になって欲しい。



Fさんの相談者さん→カウンセリング中に眠ってしまった。
👇
それを見たFさん

あなたが良い人に変われるようにやってるのに、眠ってしまうなんて何事!?


このふたつの共通点は
相手に「こうなってほしい」という期待を持っています。

つまり、息子さんは良い子でいてほしい。
相談者さんは良い人になってほしい。
と、いう期待。

これを鏡でみていくと

 この期待はFさん自身へ向けられたものなんです。

<自分が良い人でいたいという期待>

すると、心は
「良い人でいなければならない」
という呪縛が起こります。

Fさんの鏡が教えてくれることは
<心の自由を手に入れること>
ではないでしょうか?

画像

「自分が正しい」という場所に
居続ける限り、苦しみも続きます。

息子さんには、息子さんの課題。
相談者さんには、相談者さんの課題があります。

だから、そこに心を置くのではなくて
Fさん自身が自分の事に気づいて変わる方が
この苦しみから解放される一番の近道なのです。

これらを踏まえて、ふたつの体験談をご紹介しますね。


私の体験談 ― 嫌な上司は父の投影だった


会社勤めしていた頃、会長の知人が突然上司としてやってきました。
その人は、自分を大きく見せ、部下の手柄を奪い、嘘を平気でつき、セクハラ・パワハラも日常茶飯事。

「どうにかして失脚させたい…」
私の心の中はドロドロした感情でいっぱいになり、
職場に行くたび体は鉛のように重くなりました。

あるとき、信頼している方に相談するとこう言われたのです。
「それはあなたの問題だよ」

雷に打たれたような衝撃でした。
だって、どう考えても相手が悪いのに。

その頃、ハコミセラピーに出会っていたので
ハコミで自分と向き合ってみました。⇦鏡の中の自分と向き合う作業です。

すると驚くことが起こりました。

私の幼いころに封じ込めていた
父親への怒りや悲しみが溢れ出したのです。
父親の態度が、上司と重なっていたんですね。


私は自分の気持ちを受入れ、尊重し、言葉にしました。
「それは、あんな態度を取られたら腹が立つよ。嫌だったね。」
すると、心の奥で長年くすぶっていた恨みつらみが、
さーーーーっと剥がれ落ちていったんです。

それから
上司の言動がま-----ったく気にならなくなってしまいました

不思議でしょう?(笑)

上司はただ、私の過去の痛みを映す“鏡”にすぎなかった――。

私の鏡は
自分の本当の心を観ても大丈夫
と、教えてくれたんです。

画像

不登校の子を持つ母親の気づき


M子さんは二人の子どもが不登校になり、
自分を責め続けていました。

「私の育て方が悪かったんだ」
「夫がもっと優しくしてくれれば…」

あるとき、子どもが「フリースクールに行きたい」と話したそうです。
だけどM子さんは「学校へ行くべき」と思っていたので反対したそう。

ハコミのセッションをしていくと、
M子さんの幼少期に辿り着きました。

幼少期のM子さんの家族は商売をされていて
両親はいつも忙しかったそうです。
幼いM子さんは、お母さんに傍に居て欲しくて
駄々をこねたそう。
小さかったら当然ですよね。

ところがお母さんから
「わがままはダメだ!」と、怒られた。

他にも、洋服や、お友達とのことなど
行動ひとつ、ひとつに
「ああしなさい」「こうしなさい」と、束縛があって
心が檻の中に閉じ込めらていたのです。

M子さんはいつしか
「ワガママを言ったら愛されない」
「良い子でいなければ愛されない」

❝こうしないと愛されない❞という信念ができてしまった。

その信念から、今度は自分の子どもへ
「学校に行くべき」「普通であるべき」
という価値観を無意識で押し付けてしまっていたのです。

それに気づいたM子さんは
「自分の本当に好きなことをやっても大丈夫>
と、自分の気持ちを尊重するところから取り組み
子どもたちの自由な発言を許していくことで
フリースクールに行く第一歩をスタートしました。

M子さんの鏡は
ありのままでも愛される
と、自己受容のありかたを教えてくれていたんです。

画像

鏡の法則から自己理解と自己受容へ・・・。


「鏡の法則」を意識すると、世界の見え方が変わります。

相手にばかり意識を向けていると、
怒りや不満にとらわれて苦しみが続きます。

けれど、「これは私の心の中の何を映しているんだろう?」
と考えると、思いがけない気づきに出会えるのです。

本当は「自由になりたい」
本当は「愛されたい」
本当は「わかってほしい」

画像

そうした奥底の声に触れ、自分を理解し、自己受容していけると、
相手の態度そのものは、問題ではなくなっていきます。

結果として「相手の態度が気にならなくなる」――。

すると、自分自身の心がとって~~~~~もラクになるんです。


苦しみを解くカギは自分の中にある

私たちはつい、「相手が変わってくれれば楽になるのに」と思いがちです。
でも実は、苦しみを解くカギは外側ではなく、自分の内側にあります。

相手はただ、あなたの心を映す鏡。
その鏡に気づくことは、時に痛みを伴いますが、
気づいた瞬間にあなたの未来は間違いなく変わっていきます。

もしあなたが今、人間関係や心の苦しみで立ち止まっているなら、
ハコミセラピーで心の奥に眠っている<あなたの本当の願い>を見つけてみませんか?

初回体験セッションはこちらから。↓↓↓

ハコミセラピーを用いてあなたの心の旅に寄り添います!
もし良かったらホームページを覗いてみてくださいね。

ハコミ認定セラピスト いしき じゅんこ

→ ディーパ心理セラピールーム

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