インナーチャイルドは「白黒思考」の極端な世界に住んでいる

目次

白黒思考とは?

心のシャッターを閉めるのはチャイルドの意識『白黒思考』が関係してるかも?

「白黒思考」はすべてのことを

好き or 嫌いか

敵 or 味方か

0 or 100か

良いか or 悪いか

など、白黒はっきり区別し両極端に捉えてしまう考え方のことです。

アルプスの少女ハイジに出てくるロッテンマイヤーさん。

伝統や格式にこだわり、あなたの目からはどんなふうにみえましたか?
白か黒か、といった枠組みのなかでハイジを<黒>として接していたような感じ
がして幼いころ、観ていて苦手な気持ちがありました汗うさぎ

 

「白か、黒か」は、未熟な時期のもの

白か、黒かこのシンプルな思考は生まれてから10歳ごろまでのまだ精神が発達してない状態の未熟な時期のものです。

大人になるにつれ白と黒の他に、グレーもある、他の色もある。0か100だけでなく、1もある、30もある、50もある・・・と、あいまいなストーリーがあることを学んでいきます。ところが大人になる過程で親や周囲のヒトと関わるなか、批判されたり完璧を求められたり認められないなどがあると

柔軟な思考が育まれずに大人になっても白黒思考のまま。

この白黒思考が気づかない間に日常生活で通常運転になってると、生きづらさを抱える原因になってるかも。

白黒以外の色がある音譜

白黒思考は人間関係に影響及ぼす

この白黒思考は人間関係に影響を及ぼします。
ヒトとのお付き合いのなかで誰かが自分の気持ちとは違うことを言ったりズレたりすると「自分の気持ちを分かってくれない!」「何だかバカにされた感じがする!」と、心のシャッターをガラガラと降ろして あの人、好きor嫌いと判断したり
良いヒトor悪いヒトと判断したり・・・
もう、私の心に入って来ないでーーー」と、心を閉じてしまいます。

閉店ガラガラ

コレ、実は私、メッチャやってました―

私の場合、この白黒思考があたりまえになっていたので
私が正しいという思いこみを持ったまま
日常を過ごし、ずっと自分の人生を運転をしてたのです。

ちょっとでも
お相手が自分の気持ちにそぐわないと
自分の心からお相手を責めて締め出してしまい
自分の世界に閉じこもるという心のパターン。

問題はみんな持ってる

お相手を責める選択を止めて何故?自分は嫌だと思ったのか?に、思考を切り替えてみます。また、私に問題があるのかな?と、自分を責めるのではなくて自分の心の動きに好奇心を持つという思考です。問題は、”問題児”といったような差別的な意味ではなくてテーマだということです。テーマとは人生のなかで乗り越える山のような、自分のなかの心の壁。

私の山は「ヒトと繋がることが難しいと思う」山 
この山は「誰も私を理解してくれない」という思いこみを持っています。結果、自らヒトを遠ざける。それはまるで引き寄せの法則的には「私は誰にも愛されない」を具現化してるようなもの。自分も、お相手も許せない想念の無限ループに陥ります。

これにはまると自分のアイデンティティが古いままでバージョンアップしないのです。

アニメ「アルプスの少女ハイジ」の中でロッテンマイヤーさんはクララがお行儀悪くなったのはハイジのせいだ!と決めつけて怒っていました。もしかしたらロッテンマーヤさんは自由がテーマだったかもしれません。ですが、視点が他責になってるのでハイジが悪者という位置づけをしています。もちろん、クララを愛する気持ちからもありますけどね。

他責に気づいていく

白黒思考は自分にもヒトに対しても評価の目が厳しくなりがちになります。他者に対して「あの人は、こういう人だから」と、自分の心を納めるやり方は、実は自分に負荷がかかっています。(罪悪感を抱えたり、自分の怒り等の感情を潜在意識に押し込んだり・・・)
何だかお相手が上から目線の態度に感じてしまうのは、「何故、自分はこのヒトの態度に反応してるんだろう。」と、自分と好奇心を持って向き合います。

まるで小さな女の子が初めてのことに興味を持つように・・・ネ。この選択は他責にばかりにいかないので自分を成長させるヒントになると思うのです。(山を乗り越えるチャンスというわけ)他責ばかりにいかないと自分の認識があがりますので結果、自己肯定感とやらをあげていけます。他責にしている自分の心のクセに気づいていく。

いつしか白黒の世界が、色々な色を帯びていきます。

まとめ

チャイルドは「白黒思考」の極端な世界に住んでいる。
潜在意識・・・チャイルドの意識は白か黒しか判断できない
顕在意識・・・大人はグレーゾーンが分かる

普段の生活では潜在意識が有利となります。
ヒトとの関りで心にシャッターを降ろしたいときは自分の中にテーマがあるとおもって好奇心を持って自分とむきあっていけると、他責にしない人生を歩めるようになっていき、自己肯定感も自ずと上がってきます。
結果、人生の山をのり越えていけるのです。

クローバーおまけクローバー

「お前が私の気分を悪くしたんだ!」と、思っても大丈夫。そうしないと心が、いっぱい いっぱい になっちゃうんだよね。それに気づきながらも自分と向き合う歩みを始めてみよう♪エイエイオー!

お読みいただきありがとうございました。

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